めふぃブログ

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言い訳の必勝法

文豪達の言い訳をご存じですか?

 

そもそも文豪とは『非常に優れた文芸家』

小説での功績が少ない作家は「文豪」と

呼ばれないようです!

 

誰もが知る文豪達はこんなにたくさんいます。

夏目漱石

樋口一葉

芥川龍之介

太宰治

中原中也

森鴎外 など

 

彼らは現代でも読み継がれる小説を残した方々で

最近だと『人間失格』が映画化され注目を集めましたが

あまり人物的に詳しく知らないですよね?

 

はい!

僕もその内の一人です。

 

彼らは素晴らしい小説を書いていますが

もう一つ面白い事実があることをご存じでしょうか?

 

では、さっそく

内容に移りますので是非お楽しみください!

 

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【目次】

 

文豪達の作品※一部です。

【夏目漱石】

・吾輩は猫である(1905年)

・坊っちゃん(1906年)

・こころ(1914年) など

 

【芥川龍之介】

・羅生門(1915年)

・鼻(1916年)

・地獄変(1918年) など

 

【太宰治】

・走れメロス(1940年)

・斜陽(1947年)

・人間失格(1948年) など

 

まだまだたくさんありますが今回は本の紹介では

ありませんのでこの辺りで・・・

 

文豪達の言い訳

【夏目漱石】

・宛名を間違えて書いてしまった時

→『君の名を忘れたのではない。

      かき間違えたのだ。失敬』

 

・預かっていた大事な手紙を泥棒に盗まれた時

→『自分は十分に気をつけていた。これ以上気

  をつけようがない。気をつけるべきは泥棒

  のほうだ!』

 

・知らない人からの面談

→『お目にかかる価値のない男です。』

 

【中原中也】

・手紙の返信ができなかった時

→『僕には君の今の気持ちに

   手紙で返事をしたくなかったのです。』

 

【樋口一葉】

・気のない男からデートのお誘い

→『ゴミための隅でうごめく身。貧乏暇なし、

     風流な楽しみには縁がないので。』

 

【芥川龍之介】

・婚約者に二股疑惑をかけられて

→『向こうでこっちを何とも思ってない如く、

 こっちも向こうを何とも思っていません。』

 

【太宰治】

・出版社に印税の前払いを頼んだ時

→『これ一回だけの御願いで。絶対にこんな厚

    かましい事は御願い致しませぬゆえ』

 

どうですか?

ここから感じられる事は

嫌味のある言い訳ではなく

 

【品位・品格の高さ・相手への敬意・ユーモア】

 

が揃っていることがわかります。

 

どんなに悪いことでも

悪びれない明るも、説得力を高める為に

欠かせない土台になっているんです!

 

文豪達の偉大さ

普段のコミュニケーションからわかるように

言い訳をする時に必要な能力は

 

【説得力】

 

が必要となります。

 

悪いことをしたのにも関わらず、

いきなり横柄な態度で向かってきた人を

許すことはできませんよね!

 

文豪達は基本的には生きることについて

非常に謙虚なんですよ。

 

手紙にしても

謝りたかった、お見舞いしたいなど

相手への敬意が前提にあるようで

昔だからではなく

仮に今のこの時代に文豪達が

生きていたとしても

大いに活躍できる人物です!

 

しかし一点だけ注意が必要!

 

それは人間関係、信頼関係がある前提

なんです。

 

全然知らない人に悪いことをされて

言い訳されたら普通に腹立ちますよね!

同じ言葉を言っても、相手が違えば

全く意味が変わってくるんですよ。

逆に知ってて人間関係、信頼関係が構築できて

いれば『今回は許すか!』という展開になる可能性が非常に高いです。

 

これからは言い訳をする場面があれば

関係性が出来上がっていれば

ユニークな言い訳をしてみてはどう?

 

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いかがでしたでしょうか?

 

言い訳は弱者だけがするものではなく

過去の偉大な文豪ですらしていたことなんです。

 

もし自分の家族や友人が何かを犯してしまい

言い訳をしてきたら怒るのではなく

ユニークな言い訳をしてくるのを待ってみては

どうですか?

 

最後までありがとうございました!

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